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【登山の為のヨガ教室 その1 呼吸の仕方】

毎年 ヒノキ花粉のこの時期になると 鼻呼吸の大切さが身にしみます。

鼻が詰まっていると全く眠れず 苦しいのなんの。。。日中起きていても意識が朦朧として
花粉に取り殺されるのではないかっ?? と、本気で不安になります。
口では呼吸しているはずなのに 口呼吸って本当に呼吸できてないんだな と、思います。

最近はようやく症状も治まりつつあるので あとちょっとの辛抱~。



と、 花粉の話はおいておいて。


今日は 「私の考える登山中の呼吸」 のお話。

登山時にヨガの呼吸が良い。というお話をよく耳にします。
ヨガの呼吸って
きっと皆さん パッと思いつくのは 腹式呼吸なのでは??と思います。

腹式呼吸とは・・・
ざっくり言うと、息を吸う時にお腹が膨らみ、息を 吐く時にお腹がへこむ呼吸法です。
肋骨をなるべく動かさず、横隔膜を上下させ深く呼吸することで
血圧上昇抑制しストレスを解消 リラックス効果が非常に高い呼吸法です。
身体を緩めるときにも有効です。



全てのヨガが腹式呼吸なわけではなく数ある呼吸のうちのひとつにしかすぎません。

ちなみに私のヨガではウジャイという胸式呼吸を主に使います。


ウジャイ呼吸とは・・・
これもざっくりというと、息を吸う時も吐く時も、お腹をへこませた 状態を保ちつつ 
喉を閉めて呼吸する際に気道( 声門)を通る空気の擦過音をたてます。
胸を大きく広げる 深い呼吸で 
身体を温め 肺機能の向上 内臓の活性化 気を整え 集中力を高める呼吸法です。 

おなか 引き締めっぱなしなので ウエスト細くなりますよー。うふふ。


胸式呼吸は一般的に浅い呼吸というイメージがありますが
ヨガの胸式呼吸はそれとは違い 胸式でも深い呼吸ですよー。


他にも いろんな呼吸法がありますが・・・・
どんどん話が反れていきそうなので この辺で。



そうそう 登山における呼吸でしたね。

腹式呼吸なのか    胸式呼吸なのか。

どちらも 静止しているときにするにはよいのですが
登山中歩いているときにやろうとすると かなり 無理があります。
(ペースが上がると特に)
実際やってみましたが 
お腹を緩めると なんだか体幹も緩みそうだし
お腹を引き締めたままだと 身体もなんとなく硬くなります。
なんだか 歩きにくいー。


では

ヨガの 何の呼吸がいいのか??

それは・・・   鼻呼吸   なんじゃないかと思います。
ヨガの呼吸は全て共通して(例外一部あり) 吸うときも吐くときも鼻からです。
鼻からの、深い呼吸です。

なんだ そんなあたりまえのことー。

そうなんです。



でも 登山中 息が上がってくると ハァハァと口で呼吸していませんか??
そのまま 登っている間中 ハァハァと口呼吸。。。。そのまま山頂まで!!

・・・ってこと ないですか??

そこを あえての鼻呼吸です!!



どうしても 苦しくなってくると ハァハァと口呼吸をしてしまいがちですが

鼻呼吸=深い呼吸=酸素が多く取り込める と言うのであれば
鼻から呼吸したほうが速く楽になるのでは。。。


と思いいたってから 鼻呼吸です。 ただし吐くときは口から。
お腹は自然のままですよ。


それ以来 ワタクシ runのときも ほとんど鼻呼吸です。

はじめは苦しくても 心拍数が早く安定し 楽になる気がします。 
疲れにくくなった とも思います。



ただし 日頃から 
腹式にしろ 胸式にしろ 深い呼吸をする癖をつけていることは大事です。
鼻呼吸はともかく 深い呼吸って案外できていないものですよ。



そしてもう1つ 付け加えるならば

鼻から息を吸ったあと その酸素を全身に指先、足先 身体の隅々にまで
めぐらせるように イメージしてみましょう。
イメージって案外効果抜群なんですよ!



どうにもこうにも 口からしか呼吸ができない時は 
オーバーペースすぎるのでは?と思います。


これは実際に登山中に私が試してみて感じて実行していることなので
もちろん合わないわーって方もいるかもしれませんが
思い出したら ぜひ一度 鼻から吸う呼吸 試してみませんか?
【登山の為のヨガ教室 その1 呼吸の仕方】_d0243721_0415986.jpg
@双六岳



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by sei-yoga | 2014-04-24 00:26 | ◆登山の為のYOGA教室!
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